まいさんの制作動画
フクモトが運営するWebクリエイターズスクールのPR動画を制作していただきました。

まいさんは、てっきりWebデザインを学びながら大学で就職活動をしていると思っていたのですが、動画クリエイターとして活動していると聞いて驚きました。
いつの間にっ!という感じです。
本日はよろしくお願いします。

はい。よろしくお願いします。
まいさんの経歴について

まずは、まいさんの経歴についてお聞かせください。

2019年、立教大学福祉学部に入学。
福祉を学ぶ中で「何か違うな」という感じがずっと続いていました。
3年生になり、就職活動をする中で自分を見つめなおす時間が増え「自分のやりたいこと仕事にしたい」という気持ちが強くなり、親には反対されましたが就職活動をストップしました。

なぜ福祉学部を選んだのですか?

理由は特にないのですが、高校生の時は何となく興味があり、福祉の分野を学んでみたいと思いました。
実際に福祉を学んでみて、少し違ったなと感じました。
将来、自分は何をやりたいか考えた時に、もともと興味が強かったデザインに関連するWebデザインと動画制作の勉強を始めて今に至ります。
動画クリエイターを目指そうと思ったきっかけは?

Webクリエイターズスクールに入った時は、まいさんはWebデザイン初心者の状態でしたが、その時すでに動画の学習も始めていたんですか?

いえ、その時はまだ動画学習はしていませんでした。

なるほど、Webデザインも「まいさんのやりたいこと」と何か違ったんですね。
動画学習を始めたきっかけは何だったのですか?

Webデザインの勉強をしながらも、その他にデザインに関わる仕事ってどんなことがあるんだろう?とずっと調べて探していました。
その時に、動画クリエイターという職業を見つけました。
一番のきっかけになったのが韓国ドラマのCMです。
韓国ドラマが好きで見ていた時に、ある韓国ドラマのCMが流れてきたんです。
そのCMが15秒から30秒くらいの短い動画だったのですが、そこに韓国ドラマのよさがすべて詰まっていて鳥肌が立ち感動しました。
その瞬間、人に感動を与えられるような動画を自分も作れたらいいなと強く思いました。
本当に自分のやりたいことがみつかった感覚でした。

探し続ける気持ちが強かったからこそ、日常生活のふとした時に出会えた感覚ですね!
――― Webデザインと比べて動画制作の学習はどう感じていますか?

Webデザインの方が難しいと思いました。
特にコーディングとか。

確かに。
Webデザインの学習となるとIllustrator、Photoshopの操作やデザインの知識、HTML、CSS、テキストエディタの使いこなしにスマホ対応、WordPress・・・たくさん覚えることがありますよね。

はい。
それに比べると動画制作は、夢中になれるのであれば学ぶ内容がシンプルで始めやすいと思います。
もちろん、楽で簡単なことではないですが向いている人にはぴったりです。

うんうん。
「どっちがいいか」ということではなく「夢中になれるか」が大事ですね。
動画制作のスキルはどのように身につけましたか?

3か月の動画制作スクールに入会して、そこでスキル面から営業まですべて学ばせてさせていただきました。

ということは、WebクリエイターズスクールのPR動画は学び始めて2か月目で制作されたものなんですね。
その短期間でこのレベルの動画を作れるとは。
すごいですね。
――― その動画スクールはどんな受講スタイルだったんですか?

クラス制で週1回、zoomで授業を受けるスタイルです。
主にAfter Effects(アフターエフェクト)の使い方の授業でした。
すごく自分にあっていて「みんなで切磋琢磨して一緒に頑張ろう」という感じのスクールで、まったくモチベーションが下がらずに学習することができました。

濃厚な3か月だったんですね。
よろしければ、このインタビュー記事でも、そちらの動画スクールを紹介させて下さい。

ChapterTwoという動画スクールです。
AfterEffects特化型 高単価動画クリエイタースクール
Chapter Two(チャプターツー)
営業方法や納品までのフローはどのように身につけましたか?

WebクリエイターズスクールのPR動画制作開始から納品までの対応が新米クリエイターとは思えないほどスムーズでした。

実務の部分は動画スクールのYoutubeに講義動画が用意されているので参考にしました。

おお、充実したサービスですね。
――― とはいえ、
スクールで学んだからといって、その通りに行動する人って少ないと思います。
学ぶだけではなく、それを次の行動に変えるパワーみたいなのがいりますよね?

その部分でも、まいさんは自分で考えて動いた感じなのかな?

はい。
最初は不安だったんですが、同期の方の行動力が凄すぎて、それがすごく力になりました。
自分で架空のアプリを考え、その紹介動画を作ることを繰り返しながら、自分が動画を作りたいと思う人に声掛けさせてもらい案件に繋げられました。


勉強時間の確保はどのようにしていましたか?

現在は、大学3年生で授業が少ないので大学の課題とアルバイト以外は動画学習に充てることができました。
1日7~9時間くらいだと思いますが、まったく苦にならず楽しく取り組めました。
動画制作で必要な環境は?

動画制作にあたり必要な環境はどんなものですか?

もともとスペックの低いPCを使っていて、複雑な動画表現すると止まってしまうので思い切ってMacbookを買いました。
あとAfter Effectsや関連アプリケーションが必要なのでAdobe ccを契約しています。
動画の中で使用するイラストなどは有料素材サイトから購入しています。

動画クリエイターの仕事はどのような内容ですか?

動画クリエイターって具体的にどんな仕事内容になるのですか?

例えば、企業のサービスアプリ紹介動画などを作ります。
アニメーションを使ってできる動画はどんなジャンルでも。
いずれは実写もやってみたいです。

制作フローは、お客様へのヒアリングから構成決め、提案、絵コンテ構成などで全体のイメージを確認後、After Effectsでアニメーションをつけていくという流れです。
受注から納品まで請け負いますが、制作会社さまとの連携で一部の工程でも関わらせていただけたらと思っています。
動画制作のやりがい。逆に苦労していることは?

どんな時にやりがいを感じますか?
あと苦労しているところもお聞きしたいです。

動画制作のやりがいは、自分が制作したものがお客様に届き、それを喜んでくれた瞬間がすごくうれしくて。
それが一番のやりがいだと感じました。
逆に苦労していることは、お客様の考えている完成イメージを組みとって動画で表現するのが大変だと感じます。

これは動画に限らず、紙やWebも、どの分野のデザインも同じですね。
その生みの苦しみが、お客様の満足度にもつながるのでここは経験を積みながら磨いていく感じですね。
これから動画クリエイターを目指す方へメッセージをお願いします。

自分はまだ未熟なので自分へのエールも込めて。

動画クリエイターになるのは簡単なことではないと思っています。
動画スクールの講師の方をみていると才能もあると思いますが、やはり裏で相当努力しているんだなというのが伝わってきます。
動画スクールの講師の方が言うには、スクールに通う中で約9割の人は1年以内に動画をやめてしまうそうです。

うんうん。同じ教育事業をしている者として、それはすごくわかる。

動画制作は始めやすいと思いますが、本気で動画クリエイターになりたいのだとしたら、それを継続させることがすごく大切だと感じました。
私もまだ学びの途中なので、継続してがんばっていきたいと思っています。
未来のビジョンをお聞かせください。

未来のビジョンはありますか?

私の最終的な目標は海外で暮らすことです。
そのために就職するのか、フリーランスを選択するのかはまだ未定ですが、仕事を通してスキルを上げ、資金を貯めて、海外で動画クリエイターとして活動しながら、英語を学びながら生活するのが10年以内の目標です。

10年後は30代になっていますね。
まいさんの行動力ならきっと実現できていると思います。
楽しみです!
編集後記
「本気で動画クリエイターになりたいのだとしたら、それを継続させることがすごく大切」という、まいさんのメッセージが印象的なインタビューでした。
学んでいるうちから、身近な人に声をかけて仕事に繋げていく人には、技術面以外のところでとても魅力を感じます。
「やりたいことを仕事にする」は簡単ではないけれど、まいさんの行動は、それを実現する突破口となることは間違いありません。
もしあなたが「学びから、なかなか仕事に繋げられない」ところにいるとしたら、今回のインタビューが少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
そして、20歳の若き動画クリエイターにインタビューすることで、50代のフクモトはとても刺激をいただけました。
まいさん、ありがとうございました!

Webもデザインも未経験からフリーランス歴15年 。『仕事は自分で創りだす』をモットーに生きてきた50代。2013年⇒Webクリエイターズスクール設立。
Webデザインスクール卒業後、仕事に繋げられない迷子さん、独学、在宅、フリーランス、SNSに頼らず仕事を得たい人を対象に「学んだ事を安定的な収入にする方法」や仕事獲得につながる営業方法をお伝えしてサポートしています。